RG リアルグレード 1/144 シリーズ
RGリアルグレードシリーズ：ガンプラの新たなる頂きへの挑戦
ガンプラの歴史は長く、様々な革新が重ねられてきました。その中でも、2010年に登場した「RGリアルグレード」シリーズは、ガンプラの概念を一新する存在となりました。
1/144スケールながら驚異的な造形とリアル感
RGシリーズの最大の特徴は、1/144スケールながら驚異的な造形とリアル感を実現している点にあります。従来の1/144スケールHGシリーズでは、小さなサイズゆえに細部の再現が難しい面がありました。しかしRGシリーズでは、緻密なパーツ構成と質感の表現によって、まるでMGシリーズ（1/100スケール）を小型化したかのような、直近では、PGシリーズ（1/60スケール）を小型化したかのような リアルな仕上がりを実現しています。
その秘密は、RG専用の内部フレーム「アドバンスドMSジョイント」にあります。このフレームを土台として、細かな装甲パーツを組み立てていく方式により、リアルな質感と可動域の広さを両立させています。
進化を続けるRGシリーズ
RGシリーズは、発売から10年以上が経過した現在も、進化を続けています。2024年8月に発売予定の「RG RX-78-2 ガンダム Ver.2.0」では、可動機構を搭載したコア・ファイターや、進化したインナーフレームが採用されるなど、さらなるリアル感と可動とポージングの保持力などの追求が図られています。
航空機形態のプロポーションはもちろん、コア・ブロック内に新開発の補助関節ギミックを内蔵することで、ガンダムの自由なポージングを可能にしています。さらに、コクピットを覆う胸部装甲の開閉機構など、新たなギミックも搭載されています。
完成度の高さと達成感
RGシリーズの最大の魅力は、その完成度の高さと、製作を通じて得られる達成感にあります。確かに、パーツ数が多く、製作時間も長くなる傾向にありますが、それだけに完成したときの喜びは格別です。
さらに、RGシリーズの作品は、素組み（塗装なし）の状態でも十分に高いクオリティを誇ります。成形色の細かな色分けや、リアリスティックデカールの採用により、手間をかけずとも本格的な仕上がりを実現できるのです。
多彩なラインナップ
RGシリーズは、ガンダムシリーズに留まらず、近年では「エヴァンゲリオン」や「勇者王ガオガイガー」など、他作品のモビルスーツやロボットをラインナップに加えています。今後さらに多彩なラインナップが期待できそうです。
RG リアルグレード シリーズ まとめ
RGリアルグレードシリーズは、ガンプラの新たなる頂点を目指す挑戦として誕生しました。1/144スケールながら驚異的な造形とリアル感、徹底した実機考証による緻密な再現、そして完成度の高さと達成感は、ガンプラファンの心を捉えて離しません。進化を続けるこのシリーズから、今後も目が離せない作品が生み出されることでしょう。